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特定技能の入国後に必要な準備(携帯・銀行口座・住居)

2026.11.04

特定技能の人材が入国した直後は、携帯電話の電話番号がないと、銀行口座の開設や、住まいなどの契約が進みにくくなります。会社との連絡手段としても、電話番号が必要です。

そのため、受け入れ企業が先に準備しておきたいのは、次の3つです。

  • 携帯電話・SIM(連絡と各種契約の土台)
  •  
  • 銀行口座(給与の受け取り)
  •  
  • 住居(生活の拠点)
  •  

この記事では、入国後に必要な準備を、順番と企業の役割に分けて説明します。

入国から就労開始までの流れ

入国後の準備は、次の順に進めるのが目安です。住居地の届出には、14日以内という期限があります。

  1. 1. 入国時の送迎を受ける(義務的支援のひとつです)
  2. 2. 住居に入居する
  3. 3. 住居地を決めてから14日以内に、市区町村へ住居地の届出をする
  4. 4. 携帯電話・SIMを契約する
  5. 5. 銀行口座を開設する
  6. 6. 生活オリエンテーションを受ける(生活ルール、公的手続き、相談先の説明)
  7. 7. 就労を始める
  8.  

携帯電話と銀行口座の順番は、金融機関や契約先によって、必要な条件が異なります。事前に確認しておくと、手続きが止まりにくくなります。

住居地の届出は、手数料がかかりません。在留カード、または後日在留カードを交付すると記載された旅券を、市区町村の窓口に提示します。

携帯電話・SIM:入国前に準備する方法

携帯電話の電話番号は、各種の契約や銀行口座の開設、会社との連絡に使います。入国前に、準備の方法を決めておきましょう。

方法

内容

合うケース

本人が入国後に契約

店頭やオンラインで、本人確認をして契約

少人数で、支援の余裕がある

企業が事前に手配

入国時に渡せるよう、SIMや端末を用意

人数が多く、早く連絡を取りたい

サービスを使う

事前申込と入国時の受け渡しを任せる

手配の手間を減らしたい

契約では、本人確認が必要です。在留カードは、氏名・住居・生年月日の記載がある、写真付きの本人確認書類として扱われます。オンラインで契約する場合の本人確認の方法は、2026年4月に省令が改正されています。契約先の事業者に、どの方法で確認するかを事前に確認してください。

当社のグループ会社(ONODERA LIFE SUPPORT)も、特定技能人材向けに携帯電話・SIMを販売しています。入国時に、データ通信のみのプリペイドSIM(3GB・8日間)を渡し、本人確認後に音声・データSIMを自宅へ発送する流れです。

詳しくは携帯電話/SIM販売のサービスページをご覧ください。

銀行口座:給与の受け取り前に準備する

銀行口座は、給与の振込先になります。入国後に早めに開設できるよう、企業と支援する側で段取りを確認しておきます。

いつ

企業・支援側の準備

開設前

金融機関に、必要な書類と受付方法を確認する

開設時

在留カードを持参し、必要なら窓口に同行する

帰国時

口座の解約手続きを案内する

 

必要な書類や利用できるサービスは、金融機関ごとに異なります。窓口に行く前に、銀行に確認すると、スムーズです。

金融庁は、外国人材を受け入れる企業向けに、口座開設のサポートや、帰国時の解約についてまとめた資料を公開しています。この資料や、やさしい日本語や多言語で書かれた「銀行口座や送金の使い方」の資料を、入国後のオリエンテーションで渡すと、本人の理解も進みます。

詳しくは金融庁「外国人の受入れ・共生に関する金融関連施策」をご覧ください。

住居:入国前に確保しておく

住居は、入国前に確保しておくのが基本です。住居地が決まらないと、住居地の届出もできません。

方法

内容

注意点

社宅・寮

会社が用意して、入居させる

室数と費用の負担

会社が借り上げ

会社名義で賃貸を契約する

契約の名義と退去時の手続き

本人が賃貸契約

物件を探し、本人が契約する

保証や言葉の壁がある

義務的支援の「住居の確保・生活に必要な契約」では、物件情報を渡すだけでは足りない場合があり、契約の保証や社宅の提供などを含め、実際に入居できるように支援するとされています。入居の条件は物件ごとに異なるため、候補を早めに絞っておきます。

当社のグループ会社(ONODERA LIFE SUPPORT)は、お部屋探しから契約、家賃管理、退去手続きまでを対応しています。自社で手配が難しい場合の選択肢として、相談できます。

ここまでの準備は、義務的支援の一部

入国後の準備の多くは、特定技能1号の「義務的支援」に含まれます。支援は10項目あり、そのうち、入国後の準備に関わるのは次のとおりです。

準備

対応する義務的支援

送迎

出入国時の送迎や同行

住居・携帯・銀行口座

住居の確保と、生活に必要な契約の支援

生活ルールと相談先

生活オリエンテーション

住居地の届出など

公的手続きへの同行

自社でこれらをすべて行うのが難しい場合は、登録支援機関に委託できます。登録支援機関の役割は登録支援機関とは、費用は登録支援機関の費用相場で解説しています。

まとめ

特定技能の人材を迎えるときは、入国前に、携帯電話・SIM、銀行口座、住居を準備しておくと、入国後の手続きが止まりにくくなります。住居地の届出は14日以内という期限があるため、住居を先に確保しておきましょう。

無償教育で育てた特定技能人材を、企業様へ

ONODERA USER RUN(オノデラユーザーラン)は、海外の自社教育拠点「OUR BLOOMING ACADEMY」で、日本語と職種別の教育を無償で行い、育てた特定技能人材を日本の企業様に紹介しています。教育・紹介・入社後の定着までを一貫して手がけています。

  • 入国前:特定技能試験の合格だけではなく、現場になじむ力を育てる基礎教育(日本語はN4相当を目標)
  •  
  • 内定から入国まで:配属先の業務の予習や、日本の生活ルールを学ぶ準備教育
  •  
  • 就労開始後:登録支援機関として学習を支援し、N3・N2を目指せる環境
  •  

まずはお気軽にご相談ください。

 

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Sources

特定技能とは?

2019年4月に創設された、人材の確保が困難な16の産業分野等における人手不足に対応するため、一定の専門性・技能を有し即戦力となる外国人材を労働者として受け入れる在留資格のこと。
在留資格「特定技能」とは?種類や対象分野、技能実習との違いなどをわかりやすく解説

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