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特定技能の人材が入国した直後は、携帯電話の電話番号がないと、銀行口座の開設や、住まいなどの契約が進みにくくなります。会社との連絡手段としても、電話番号が必要です。
そのため、受け入れ企業が先に準備しておきたいのは、次の3つです。
- 携帯電話・SIM(連絡と各種契約の土台)
- 銀行口座(給与の受け取り)
- 住居(生活の拠点)
この記事では、入国後に必要な準備を、順番と企業の役割に分けて説明します。
目次
入国から就労開始までの流れ
入国後の準備は、次の順に進めるのが目安です。住居地の届出には、14日以内という期限があります。
- 1. 入国時の送迎を受ける(義務的支援のひとつです)
- 2. 住居に入居する
- 3. 住居地を決めてから14日以内に、市区町村へ住居地の届出をする
- 4. 携帯電話・SIMを契約する
- 5. 銀行口座を開設する
- 6. 生活オリエンテーションを受ける(生活ルール、公的手続き、相談先の説明)
- 7. 就労を始める
携帯電話と銀行口座の順番は、金融機関や契約先によって、必要な条件が異なります。事前に確認しておくと、手続きが止まりにくくなります。
住居地の届出は、手数料がかかりません。在留カード、または後日在留カードを交付すると記載された旅券を、市区町村の窓口に提示します。
携帯電話・SIM:入国前に準備する方法

携帯電話の電話番号は、各種の契約や銀行口座の開設、会社との連絡に使います。入国前に、準備の方法を決めておきましょう。
|
方法 |
内容 |
合うケース |
|
本人が入国後に契約 |
店頭やオンラインで、本人確認をして契約 |
少人数で、支援の余裕がある |
|
企業が事前に手配 |
入国時に渡せるよう、SIMや端末を用意 |
人数が多く、早く連絡を取りたい |
|
サービスを使う |
事前申込と入国時の受け渡しを任せる |
手配の手間を減らしたい |
契約では、本人確認が必要です。在留カードは、氏名・住居・生年月日の記載がある、写真付きの本人確認書類として扱われます。オンラインで契約する場合の本人確認の方法は、2026年4月に省令が改正されています。契約先の事業者に、どの方法で確認するかを事前に確認してください。
当社のグループ会社(ONODERA LIFE SUPPORT)も、特定技能人材向けに携帯電話・SIMを販売しています。入国時に、データ通信のみのプリペイドSIM(3GB・8日間)を渡し、本人確認後に音声・データSIMを自宅へ発送する流れです。
詳しくは携帯電話/SIM販売のサービスページをご覧ください。
銀行口座:給与の受け取り前に準備する
銀行口座は、給与の振込先になります。入国後に早めに開設できるよう、企業と支援する側で段取りを確認しておきます。
|
いつ |
企業・支援側の準備 |
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開設前 |
金融機関に、必要な書類と受付方法を確認する |
|
開設時 |
在留カードを持参し、必要なら窓口に同行する |
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帰国時 |
口座の解約手続きを案内する |
必要な書類や利用できるサービスは、金融機関ごとに異なります。窓口に行く前に、銀行に確認すると、スムーズです。
金融庁は、外国人材を受け入れる企業向けに、口座開設のサポートや、帰国時の解約についてまとめた資料を公開しています。この資料や、やさしい日本語や多言語で書かれた「銀行口座や送金の使い方」の資料を、入国後のオリエンテーションで渡すと、本人の理解も進みます。
詳しくは金融庁「外国人の受入れ・共生に関する金融関連施策」をご覧ください。
住居:入国前に確保しておく
住居は、入国前に確保しておくのが基本です。住居地が決まらないと、住居地の届出もできません。
|
方法 |
内容 |
注意点 |
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社宅・寮 |
会社が用意して、入居させる |
室数と費用の負担 |
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会社が借り上げ |
会社名義で賃貸を契約する |
契約の名義と退去時の手続き |
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本人が賃貸契約 |
物件を探し、本人が契約する |
保証や言葉の壁がある |
義務的支援の「住居の確保・生活に必要な契約」では、物件情報を渡すだけでは足りない場合があり、契約の保証や社宅の提供などを含め、実際に入居できるように支援するとされています。入居の条件は物件ごとに異なるため、候補を早めに絞っておきます。
当社のグループ会社(ONODERA LIFE SUPPORT)は、お部屋探しから契約、家賃管理、退去手続きまでを対応しています。自社で手配が難しい場合の選択肢として、相談できます。
ここまでの準備は、義務的支援の一部
入国後の準備の多くは、特定技能1号の「義務的支援」に含まれます。支援は10項目あり、そのうち、入国後の準備に関わるのは次のとおりです。
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準備 |
対応する義務的支援 |
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送迎 |
出入国時の送迎や同行 |
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住居・携帯・銀行口座 |
住居の確保と、生活に必要な契約の支援 |
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生活ルールと相談先 |
生活オリエンテーション |
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住居地の届出など |
公的手続きへの同行 |
自社でこれらをすべて行うのが難しい場合は、登録支援機関に委託できます。登録支援機関の役割は登録支援機関とは、費用は登録支援機関の費用相場で解説しています。
まとめ
特定技能の人材を迎えるときは、入国前に、携帯電話・SIM、銀行口座、住居を準備しておくと、入国後の手続きが止まりにくくなります。住居地の届出は14日以内という期限があるため、住居を先に確保しておきましょう。
無償教育で育てた特定技能人材を、企業様へ
ONODERA USER RUN(オノデラユーザーラン)は、海外の自社教育拠点「OUR BLOOMING ACADEMY」で、日本語と職種別の教育を無償で行い、育てた特定技能人材を日本の企業様に紹介しています。教育・紹介・入社後の定着までを一貫して手がけています。
- 入国前:特定技能試験の合格だけではなく、現場になじむ力を育てる基礎教育(日本語はN4相当を目標)
- 内定から入国まで:配属先の業務の予習や、日本の生活ルールを学ぶ準備教育
- 就労開始後:登録支援機関として学習を支援し、N3・N2を目指せる環境
まずはお気軽にご相談ください。
Sources
- 出入国在留管理庁「新規上陸後の住居地の届出(中長期在留者)」(14日以内、手数料なし、提示するもの)
- 金融庁「外国人の受入れ・共生に関する金融関連施策」(口座開設・解約の受入企業向け資料)
- 総務省「携帯電話契約の本人確認」資料(在留カードの扱い、2026年4月の省令改正)
- 外国人在留支援センター「銀行口座の開設について」(在留カードを提示、銀行への事前確認)
- オフィスツリー「義務的支援 10項目」(義務的支援の内容。二次情報)
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