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技能実習生とは? 制度の概要と受け入れ方法、育成就労への移行

2023.08.07

技能実習生とは、技能実習制度のもとで、日本で技能を学びながら働く外国人のことです。在留は最長5年で、制度は2027年4月1日に「育成就労制度」へ替わります。2026年6月末の技能実習の在留者は、45万7,509人です。

この記事は、技能実習生の受け入れを検討している企業の担当者向けです。制度の概要、最新の人数、受け入れ方法、育成就労への移行、特定技能との違いを順に説明します。

技能実習生の最新の人数

技能実習制度は、技能や知識を開発途上国などへ移す、国際協力を目的とした制度です。実習生は労働者として雇用契約を結び、労働関係の法令が適用されます。

出入国在留管理庁の統計では、2026年6月末の技能実習の在留者は45万7,509人です。特定技能は44万4,256人で、半年で大きく増えています。

 

在留資格

2026年6月末

2025年末との差

技能実習

45万7,509人

+891人

特定技能

44万4,256人

+5万3,960人

 

技能実習はこの半年でほぼ横ばいです。一方、特定技能は5万3,960人増え、技能実習に迫っています。

技能実習の在留資格、1号・2号・3号

技能実習生の在留資格は、1号から3号へ順に進み、通算で最長5年の在留ができます。

 

区分

在留期間

内容

1号

1年

講習と実習で、技能を身につける

2号

2年

1号で身につけた技能を、さらに習熟する

3号

2年

2号の技能を、さらに熟達する。受入れ企業が優良と認定されていることが必要

 

2号・3号へ進むには、試験の合格が必要です。制度が替わるため、3号への移行には経過措置があります(次の「育成就労への移行」で説明します)。

技能実習生の受け入れ方法

受け入れ方法は、「団体監理型」と「企業単独型」の2つです。

 

方式

しくみ

団体監理型

非営利の監理団体が実習生を受け入れ、加入している企業が実習を行う。中小企業向け

企業単独型

日本企業が、海外の支店や取引先の従業員を受け入れて実習を行う。監理団体は通さない

 

団体監理型では、監理団体が入国の手続きや実習生の保護・支援を行い、企業は監理費用を支払います。監理団体の役割を登録支援機関と比べたい場合は、監理団体と登録支援機関の違いをご覧ください。

技能実習は、2027年4月以降は育成就労制度に替わります。新たに技能実習生を迎える場合は、申請の締切と開始の期限に注意が必要です(次の章で説明します)。

育成就労への移行(2027年4月1日)

技能実習制度は、2027年4月1日に「育成就労制度」へ替わります。育成就労は、人手不足分野の3年間の就労を通して、特定技能1号の水準の人材を育てる制度です。

 

項目

技能実習

育成就労

目的

技能の移転による国際協力

人材の育成と確保

在留の目安

最長5年

3年

職場の変更(転籍)

やむを得ない事情を除いて、原則できない

一定の要件を満たすと、本人の希望でも可能

 

育成就労で、3年で特定技能1号に必要な試験に合格できない場合は、最大1年間の在留を追加できます。

すでに技能実習生がいる企業や、受け入れ中の企業は、経過措置を確認しておきます。

 

  • ⬜︎ 2027年4月1日の時点で在留している実習生は、引き続き技能実習を続けられます
  •  
  • ⬜︎ 実習計画の申請が2027年3月31日までで、2027年6月30日までに開始する場合も、技能実習として始められます
  •  
  • ⬜︎ 1号から2号へは移れます。3号へ移れるのは、2027年4月1日の時点で2号を1年以上行っている人です

 

育成就労の受入れに向けた事前申請はすでに始まっています。監理支援機関の許可の事前申請は2026年4月15日から、育成就労計画の認定の事前申請は2026年9月1日からです。

技能実習と特定技能の違い、技能実習からの移行

技能実習は技能の移転が目的、特定技能は人手不足分野での人材確保が目的です。

項目

技能実習

特定技能1号

目的

技能の移転による国際協力

人手不足分野の人材確保

対象

96職種174作業(2026年7月29日時点)

17分野(2026年6月1日現在)

在留期間

最長5年

通算5年まで

 

特定技能1号へは、技能実習2号を良好に修了する道と、育成就労から試験に合格する道があります。

技能実習から特定技能1号へは、次の条件で移れます。

 

⬜︎ 技能実習2号を、計画どおりに2年10か月以上で良好に修了している

  • ⬜︎ 特定技能で行う業務と、技能実習の職種・作業に関連性がある
  •  
  • この2つを満たすと、技能試験と日本語試験が免除されます。関連性が認められない場合は、技能試験の合格が必要です。育成就労から特定技能1号へ移る場合は、試験の合格が必要で、この免除はありません。
  •  
  • 特定技能は、受入れ企業が外国人と直接雇用契約を結ぶ制度です。1号では10項目の支援が義務づけられ、自社で難しい場合は登録支援機関に委託できます。制度の詳しい説明は在留資格「特定技能」とは、支援の内容は登録支援機関とは?をご覧ください。

まとめ

技能実習生のポイントは次の3つです。

 

  • ▷ 技能実習生は最長5年の在留で、2026年6月末の在留者は45万7,509人
  •  
  • ▷ 制度は2027年4月1日に育成就労へ替わり、経過措置で当面は技能実習を続けられるケースがある
  •  
  • ▷ 技能実習2号を良好に修了した人は、試験の免除を受けて特定技能1号へ移れることがある
  •  

技能実習から育成就労へ制度が替わるいま、新しい人材の確保に悩む企業にとって、特定技能は選択肢の一つです。ONODERA USER RUN(オノデラユーザーラン)は、海外の自社教育拠点「OUR BLOOMING ACADEMY」で日本語と職種別の教育を行い、育てた特定技能人材を企業様にご紹介しています。

入国後は、登録支援機関として、生活や学習の支援を行います。採用から入社後の支援までを、一つの窓口でご相談いただけます。外国人材の受け入れをお考えの企業様は、まずはお気軽にご相談ください。

 

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Sources

2026年11月04日に確認したページです。

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2019年4月に創設された、人材の確保が困難な16の産業分野等における人手不足に対応するため、一定の専門性・技能を有し即戦力となる外国人材を労働者として受け入れる在留資格のこと。
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