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技能実習生とは、技能実習制度のもとで、日本で技能を学びながら働く外国人のことです。在留は最長5年で、制度は2027年4月1日に「育成就労制度」へ替わります。2026年6月末の技能実習の在留者は、45万7,509人です。
この記事は、技能実習生の受け入れを検討している企業の担当者向けです。制度の概要、最新の人数、受け入れ方法、育成就労への移行、特定技能との違いを順に説明します。
技能実習生の最新の人数
技能実習制度は、技能や知識を開発途上国などへ移す、国際協力を目的とした制度です。実習生は労働者として雇用契約を結び、労働関係の法令が適用されます。
出入国在留管理庁の統計では、2026年6月末の技能実習の在留者は45万7,509人です。特定技能は44万4,256人で、半年で大きく増えています。
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在留資格 |
2026年6月末 |
2025年末との差 |
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技能実習 |
45万7,509人 |
+891人 |
|
特定技能 |
44万4,256人 |
+5万3,960人 |
技能実習はこの半年でほぼ横ばいです。一方、特定技能は5万3,960人増え、技能実習に迫っています。
技能実習の在留資格、1号・2号・3号
技能実習生の在留資格は、1号から3号へ順に進み、通算で最長5年の在留ができます。
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区分 |
在留期間 |
内容 |
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1号 |
1年 |
講習と実習で、技能を身につける |
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2号 |
2年 |
1号で身につけた技能を、さらに習熟する |
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3号 |
2年 |
2号の技能を、さらに熟達する。受入れ企業が優良と認定されていることが必要 |
2号・3号へ進むには、試験の合格が必要です。制度が替わるため、3号への移行には経過措置があります(次の「育成就労への移行」で説明します)。
技能実習生の受け入れ方法
受け入れ方法は、「団体監理型」と「企業単独型」の2つです。
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方式 |
しくみ |
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団体監理型 |
非営利の監理団体が実習生を受け入れ、加入している企業が実習を行う。中小企業向け |
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企業単独型 |
日本企業が、海外の支店や取引先の従業員を受け入れて実習を行う。監理団体は通さない |
団体監理型では、監理団体が入国の手続きや実習生の保護・支援を行い、企業は監理費用を支払います。監理団体の役割を登録支援機関と比べたい場合は、監理団体と登録支援機関の違いをご覧ください。
技能実習は、2027年4月以降は育成就労制度に替わります。新たに技能実習生を迎える場合は、申請の締切と開始の期限に注意が必要です(次の章で説明します)。
育成就労への移行(2027年4月1日)
技能実習制度は、2027年4月1日に「育成就労制度」へ替わります。育成就労は、人手不足分野の3年間の就労を通して、特定技能1号の水準の人材を育てる制度です。
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項目 |
技能実習 |
育成就労 |
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目的 |
技能の移転による国際協力 |
人材の育成と確保 |
|
在留の目安 |
最長5年 |
3年 |
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職場の変更(転籍) |
やむを得ない事情を除いて、原則できない |
一定の要件を満たすと、本人の希望でも可能 |
育成就労で、3年で特定技能1号に必要な試験に合格できない場合は、最大1年間の在留を追加できます。
すでに技能実習生がいる企業や、受け入れ中の企業は、経過措置を確認しておきます。
- ⬜︎ 2027年4月1日の時点で在留している実習生は、引き続き技能実習を続けられます
- ⬜︎ 実習計画の申請が2027年3月31日までで、2027年6月30日までに開始する場合も、技能実習として始められます
- ⬜︎ 1号から2号へは移れます。3号へ移れるのは、2027年4月1日の時点で2号を1年以上行っている人です
育成就労の受入れに向けた事前申請はすでに始まっています。監理支援機関の許可の事前申請は2026年4月15日から、育成就労計画の認定の事前申請は2026年9月1日からです。
技能実習と特定技能の違い、技能実習からの移行
技能実習は技能の移転が目的、特定技能は人手不足分野での人材確保が目的です。
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項目 |
技能実習 |
特定技能1号 |
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目的 |
技能の移転による国際協力 |
人手不足分野の人材確保 |
|
対象 |
96職種174作業(2026年7月29日時点) |
17分野(2026年6月1日現在) |
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在留期間 |
最長5年 |
通算5年まで |

特定技能1号へは、技能実習2号を良好に修了する道と、育成就労から試験に合格する道があります。
技能実習から特定技能1号へは、次の条件で移れます。
⬜︎ 技能実習2号を、計画どおりに2年10か月以上で良好に修了している
- ⬜︎ 特定技能で行う業務と、技能実習の職種・作業に関連性がある
- この2つを満たすと、技能試験と日本語試験が免除されます。関連性が認められない場合は、技能試験の合格が必要です。育成就労から特定技能1号へ移る場合は、試験の合格が必要で、この免除はありません。
- 特定技能は、受入れ企業が外国人と直接雇用契約を結ぶ制度です。1号では10項目の支援が義務づけられ、自社で難しい場合は登録支援機関に委託できます。制度の詳しい説明は在留資格「特定技能」とは、支援の内容は登録支援機関とは?をご覧ください。
まとめ

技能実習生のポイントは次の3つです。
- ▷ 技能実習生は最長5年の在留で、2026年6月末の在留者は45万7,509人
- ▷ 制度は2027年4月1日に育成就労へ替わり、経過措置で当面は技能実習を続けられるケースがある
- ▷ 技能実習2号を良好に修了した人は、試験の免除を受けて特定技能1号へ移れることがある
技能実習から育成就労へ制度が替わるいま、新しい人材の確保に悩む企業にとって、特定技能は選択肢の一つです。ONODERA USER RUN(オノデラユーザーラン)は、海外の自社教育拠点「OUR BLOOMING ACADEMY」で日本語と職種別の教育を行い、育てた特定技能人材を企業様にご紹介しています。
入国後は、登録支援機関として、生活や学習の支援を行います。採用から入社後の支援までを、一つの窓口でご相談いただけます。外国人材の受け入れをお考えの企業様は、まずはお気軽にご相談ください。
Sources
2026年11月04日に確認したページです。
- 出入国在留管理庁「令和8年6月末における在留外国人数について」:技能実習45万7,509人(+891人)、特定技能44万4,256人(+5万3,960人)
- 出入国在留管理庁「育成就労制度Q&A」:施行日2027年4月1日、3年の就労、経過措置、事前申請の開始日
- 外国人技能実習機構「育成就労制度の施行に伴い、令和9年4月以降、技能実習3号に移行できない場合があります」:3号への移行の条件
- 厚生労働省「外国人技能実習制度について」:制度の目的、96職種174作業(2026年7月29日時点)
- 出入国在留管理庁「特定技能制度に関するQ&A」:技能実習2号修了者の試験免除の条件
- 出入国在留管理庁「分野別情報」:特定技能の17分野(2026年6月1日現在)
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