お知らせ
8月3日(木)、社会福祉法人長寿会 特別養護老人ホーム陽光の園(神奈川県小田原市)にて「陽光の園・納涼盆踊り大会」が開催され、当施設で働くOUR人財2名が運営スタッフとして参加いたしました。
2名は、特定技能「外食」分野の人財として昨年12月に入職し、厨房部門で調理を担当しています。
※就業の様子が見られる事例紹介はこちら
この催しは、施設の利用者様と地域住民の方、そして施設スタッフが交流を深めることを目的に行われているのもので、コロナ禍前以来の実施となりました。当日は、盆踊り、地元入生田山車保存会の子どもたちによる「屋台ばやし」や焼き鳥などの飲食も提供され、賑やかに活気溢れるものになりました。
イーさんとチェさん(仮名)は、ミャンマーの伝統的な民族衣装「ロンジー」に身にまとい、日本語、ミャンマー語での自己紹介や挨拶を披露し、質問などにも笑顔で答えるなど、積極的交流を図っていました。
▲ミャンマーの伝統的な衣装「ロンジー」を着用し、挨拶をするイーさんとチェさん(仮名)
日頃の業務を生かし、ミャンマーのお祭りやお正月によく食べられる、ココナッツロングがかかった白玉に近い見た目と食感の「モンローンイェイポー」というデザートを、施設利用者様にはさらに食べやすく工夫、加工したものを一人一人に手渡しで振舞いました。お代わりをされる方もいるなど、大変、好評を得ていました。
▲イーさん・チェさんが作成したイラストとモンローン イェイ ポー
イベント終了後、イーさん・チェさんからは、「楽しかったです。ミャンマーにも“水かけ祭り”という伝統的なお祭りがありますが、日本のお祭りに参加するのは今回が初めてです。ミャンマーでは太鼓は手で叩くものなので、バチを使った太鼓の演奏を聴き、音の大きさに驚きました。また、地域のたくさんの方々とも交流でき、ミャンマーの文化を少しでも知ってもらえて嬉しい」とのことでした。
2名の人財にとりましては、催しのスタッフというだけでなく、施設の方々のご配慮もあり、利用者様、地域の方々と直接交流を深める場となり、また、自国とは異なる環境の下での、仕事へのモチベーション、心身安穏に繋がる貴重な機会になったと思われます。
今後とも、OURは日本で働きたい若く優秀な外国人財と、超高齢社会における人材不足でお悩みの日本全国の事業者さまを繋ぎ、持続可能な共生社会づくりへの架け橋となるべく、取り組んでまいります。
※お問い合わせはこちら
- CATEGORY
- ARCHIVE
-
-
- 2019年