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事例紹介
CASE STUDIES
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特別養護老人ホーム美瑛慈光園
特別養護老人ホーム美瑛慈光園は、美瑛町の市街地にある丸山公園の近くにあります。短期入所事業所やデイサービスセンターも併設されており、在宅での生活から施設に入所となるまで一貫して支えられる体制を作っています。どうしても在宅での生活が続けられなくなったとしても、住み慣れた町を離れることなく、最後まで安心して過ごしていただくことができる場所であるよう取り組んでいます。
町内の労働者人口推移から、今後ますます人手が足りなくなっていくことがわかり、一から外国人労働者を育てられるよう、早めに採用を検討した
採用において一番重視しているのは働く意欲と、日本人の間に溶け込めるかどうか
日本語についても介護についても一から教えて育てていこうと準備を進めている
施設長 安藤 挙利様
2)外国人採用を検討しはじめたきっかけを教えていただけますか。
検討しはじめたのは2年ほど前からです。全国高齢者ケア研究会に所属していまして、今後日本人の採用がかなり難しくなるので、外国人を採用していかないと困るよという話を聞きました。そこで町内の労働者人口を調べたところ、今後相当数足りなくなることが見えてきましたので動きはじめました。
今後ますます人手が足りなくなるので、今のうちに一から外国人労働者を育てられる力をつけておきたいことと、もう一つは、現在働いているインドネシアの方は日本語も英語もとても上手なので、彼女がいるうちに次の外国人の方に来てもらって、彼女を中心に教育システムを整えていきたいと思っています。
3)今回は特定技能を採用されていますが、技能実習やEPAなどほかの在留資格も検討されましたか。
周りにEPAを受け入れている施設がありまして、最初はいいなと思っていましたが、費用が非常に高いのと、EPAは大勢を採用できるわけではない*ので、EPAで採用するのは不可能だと思いました。
技能実習の仲介業者さんをいくつか検討していたところ、御社から特定技能の話を聞きまして、技能実習と色々迷いましたが、今回は特定技能を採用しました。
「特定技能」や「技能実習」という制度よりも、当施設の給食はLEOCさん(ONODERA USER RUNのグループ会社)にお世話になっていて、普段から良くしていただいているので、LEOCのグループ会社なら間違いないかなと思いました。
*EPAの枠組みにおいて、年間の受入れ最大人数は対象3ヵ国(フィリピン、インドネシア、ベトナム)各国300名程度。
4)今回はオンライン面接で、5名を面接して2名をご採用いただいたのですが、面接の感想はいかがでしょうか。
全員採用したいぐらい皆さん良かったです。当施設が一番重視しているのは働く意欲と日本人の中で友達を作ってやっていけそうかどうかですが、皆さんから日本で働きたいという強い意志と、頑張るんだという姿勢をとても強く感じました。
5)外国人材の受け入れに当たって、何か準備をされていますか。
すでに外国人労働者のための担当者を決めており、特別な体制を組んで受け入れるつもりです。日本語についても介護についても一から教えて育てていこうと思っています。
1)これまでは外国人を採用したことがありますか。
外国人を意識して採用したわけではないのですが、3年前からインドネシアの方を1名採用しています。採用したときはすでに「介護福祉士」の資格を持っていて、在留資格「介護」で採用しました。