お知らせ
十文字学園女子大学で6月27日(金)及び7月18日(金)の2日間、OUR GROUPのひとつである株式会社ONODERAナーシングホームの調理師である後藤 友則、ONODERAナーシングヴィラ ルネッサ四谷の施設長である小川 亮、同社事業推進部 部門長の高久 健一郎が、特別講義を実施いたしました。
1日目は、OUR GROUPやONODERAナーシングホームについて説明したのち、施設でも提供している「嚥下食」についての講義を行いました。有料老人ホームを運営している視点から、ご利用者様へ日々提供している嚥下食に関して、具体的にお伝えしました。
その後、後藤による「嚥下ケーキ(苺のショートケーキ)」の実演を行い、学生の皆さんに試食していただきました。
2日目は、学生の皆さんが約1か月にわたり、各グループで考案した嚥下スイーツの作成と発表を行いました。どのグループも時間内に手際よく作成を進め、嚥下スイーツを食べる方への思いが込められたスイーツとなっていました。
各グループが作成したスイーツを試食した後藤からは、よりおいしくするためのポイントや実施に老人ホームなどの施設で提供する際に心がけることや注意点などをお伝えしました。
参加した学生からは、「初めて嚥下食スイーツを作り、舌でかまなくてもよい硬さの調整が大変だということがよくわかりました。また、色合いや見た目も重要なポイントであることを学びました。」「試作では、ちょうどよい硬さになっていたものが、本番ではやわらかさを保てなかったため、ゲル化剤の濃度など繊細に行うべきだと思いました。」などのコメントがありました。
引き続き、OUR GROUPでは日本の社会課題への貢献と、未来の福祉分野にかかわる人材の育成に向け、尽力してまいります。
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