お知らせ
弊社は、日本人と外国人が地域でともに暮らし活躍していく多文化共生社会の実現を目的にさまざまな取り組みをしています。日本で働きたいという夢をもつアジアの若者への日本語や特定技能分野の専門的な分野の教育のみならず、外国人アスリートの日本語教育の支援に積極的に取り組んでいます。この取組みでは、独自の教育プログラムを確立し、高い当該試験合格率、言語習得のノウハウ有する教育部門を統括する教務企画部門が中心となって進めています。
外国籍選手にとって、競技に取り組む国の言語習得をすることは、プレー中の選手同士の円滑なコミュニケーションやチームスタッフのみならず、サポーター・ファンとの交流、異国、異文化の環境でのメンタルヘルスの在り方にも、好影響を与えます。
同選手は、この学習支援にモチベーションを高く、集中力をもって臨んでいただきました。プライベートでの日本語の会話により理解が深まり、チームメイトやスタッフとの会話が以前より円滑になり、また、リスニング力の向上に役立つ学習効果が表れています。
~グエン・コンフォン選手のコメント~
自分の要望や感じている課題について、丁寧にヒアリングをしてくれます。レベルに合わせてレッスンをしてくれたので、聞く力が早くについたと感じています。一回のレッスンに学習を詰め込み過ぎてしまうと難しくなり、習得により時間がかかりますが、ボリュームもコントロールしてくれたので、日本語の理解が早まったと感じています。
~教育を担当した講師のコメント~
私たちは、日本に住む外国人が日本人とよい関係を築きながら、職場や社会に参加ができるように、コミュニケーションで役に立つ日本語の習得を支援しています。
それと同時に、受入れ側の日本人にも、やさしい日本語※に対する理解を広げる活動を引き続き行うことで、多文化共生社会の実現に貢献していきたいと考えております。
外国人の日本語学習者が増加する中、日本語教育の水準を向上するためには、日本語教育人材の資質・能力の向上も不可欠であると感じております。日本語学習ニーズの多様化・高度化に対応する質の高い日本語教育を提供するため、社会的にも、その受け皿となる仕組み作りも必要なのではないでしょうか。
●その他の共生社会実現への取組み
弊社は、2023年5月に、サッカーJ1リーグ 横浜FC 対 川崎フロンターレ公式戦に於いて、「ONODERA GROUP ASEAN MATCH~日本ASEAN友好協力50周年記念企画~」と題し、ニッパツ三ツ沢球技場、横浜FC・LEOCトレーニングセンターの2会場にて、スポーツ庁後援による外国人共生フットサル交流イベント及び、アジアの若者文化への理解を深めていただく産学連携企画や、やさしい日本語※の普及活動等、国際的な共生社会交流イベントを開催しております。
※やさしい日本語とは、普段使われている日本語を外国人にも分かるように配慮した簡単な日本語、及びその普及活動です。阪神・淡路大震災を機に、災害発生時に、日本語が不慣れな外国人に、素早く的確に情報を伝えることを目的に考案されました。
弊社は、特定技能制度による外国人財を、アジアの自社教育拠点で日本語教育、専門教育を行い、日本の企業、施設様にご紹介し、就業後も生活、学習支援をサポートする一気通貫の事業を展開しております。
日本で長く働きたい若く優秀な外国人財と、超高齢社会における人財不足でお悩みの日本全国の事業者様をおつなぎし、持続可能な社会づくりへの架け橋となるべく取り組んでまいります。
関連動画
やさしい日本語動画URL:https://youtu.be/p5kcuPXIAak
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