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事例紹介
CASE STUDIES
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株式会社ショクブン フレッシュセンター
株式会社ショクブンは、ご家庭用総合食材の宅配や業務用食料品販売の事業を愛知、三重、岐阜、大阪、京都に事業所をかまえサービスを展開しています。フレッシュセンターでは、食材の仕入れ、加工を実施しています。先進設備を備えた自社フレッシュセンターで丁寧に行い、加工・パック・保管のすべてにおいて品質管理を徹底。鮮度・栄養価のほか食材そのものの信頼性・安全性などについて、厳しい自社基準をクリアしたものだけをお客様のもとに送り出しています。
吉田社長(写真中央)、管理本部総務人事部 青木様(写真左)、管理本部総務人事部 岩元様(写真右)
\フレッシュセンターの方々にもお答えいただきました!/
写真左) フレッシュセンター 事業推進本部 センター長 岡村様 写真中央)ココナインさん
写真右) フレッシュセンター 事業推進本部 福岡様
6)ココナインさんについての評価はいかがですか?
ココナインさんは最近惣菜部門から水産部門へ異動しました。両方の部門から評価が高く、特に女性のパートさんから評判が良いです。いつも協力的でよく気が利きますし、重たいものの運搬や、どちらかというと人が敬遠するような仕事でも、すすんでやってくれます。惣菜部門から異動する際は、異動させないでと声がかかるほどでした。水産部門に異動後もすぐ戦力になっており、若い日本人を雇うよりもずっとよく働いてくれます。
~今後の課題~
日本語レベルの基準がナインさんで考えてしまうと他の外国人材の日本語力が少し低いと感じてしまうほどの期待以上の日本語力はありますが、今後も語学力をさらにブラッシュアップしていってほしいです。仕事をしていくなかで、製品の名前などがしっかりわかるようになってもらいたいと思っています。
7)ココナインさんを採用して良かったと思った点は何ですか?
ナインさんが素直で優しいので日本人の若い男性よりも仕事がしやすくて良かったです。ナインさんはどんな仕事でも「僕に任せてください」と仕事をこなしてくれるので非常に助かっています。ナインさんはムッとすることもなく明るく作業してくれるので現場の雰囲気も明るいです。魚を切る作業が楽しいと言って仕事をしてくれています。
工場内のパートさんたちも老齢化が進んでおります。ナインさんには5年間正社員として働いてもらう中で、他の社員と同様にMTGにも参加し、日本人と同じ仕事をしていってもらいたいと思っています。
8)今後の採用予定(フレッシュセンター)を教えてください。
日本人の若い人がいなく、採用が非常に難しいです。また外国人材は日本人よりも明るく素直な印象がありますので、今後は外国人材にシフトしていくようにも考えています。
ココナインさん
1)入社するまでの経歴、日本在住期間を教えてください。
日本に来てから4年になります。今までは日本語学校に2年、専門学校に2年通っていました。2021年3月頃からアルバイト(特定活動)としてショクブンさんで働き始めました。
・なぜショクブンさんで働こうと思ったんですか?
日本の生活や食事のことが知りたくて入社しました。
2)現在の業務を教えてください。
最近、魚部門になり魚をトレイに並べたりしています。
・どういったことに気をつけて仕事をしてますか?
髪の毛やその他異物の混入がないように気をつけてチェックをしています。
3)働き始めて8ヶ月が経ちました。成長したと思うところを教えてください。
今まで惣菜を主にやっていてまだ魚部門にきてから時間が経っていないので分からないことも多いですが、魚の種類などがちゃんと分かるようになってきました。
~今日の魚は何でしたか?~
サワラです!
ココナインさんの業務の様子
4)仕事で印象に残った出来事ありますか?(仕事の思い出)日本人スタッフさんとはどうですか?
外国人が私だけしかいない職場だったので、最初は一人だけだから心配したけど、職員のみなさんが優しくて安心したし、良かったです。
5)これからの目標を教えてくだい。
これからは、他の職員さんと同じくらい仕事がわかるように、できるようになるために頑張っていきたいです。
※インタビューは2021年10月に実施いたしました。
1)外国人採用をはじめたきっかけを教えてください。
当社の仕事は朝早く早いところは4時から業務開始のため、どうしても敬遠されがちの仕事です。実際に求人をだしてもなかなか反応が良くないことを肌で感じておりました。人に必要な「食」を届けていく当社の貴重な戦力として採用していこうと思ったのがきっかけです。
技能実習や特定技能制度があることは知っていました。外国人材を雇っている方からも大変よく働くと話を聞いていました。国にいるご家族のことを念頭において日本で頑張っている姿は、なかなか見受けられる姿ではなく、大事なものを背負って日本に来ているので純粋かつ貴重な人材と感じています。
企業としては大きな力になれるかわかりませんが、できるだけ多く技術や語学を当社で働きながら身につけていただき、帰国または他社で働く際には当社で身についたことを次に活かしてほしいし、ショクブンで働いて良かったと思ってもらえるように力になっていきたいです。
2)在留資格の中で特定技能外国人を選んだ理由、採用の決め手は何ですか?
技能実習は今かなり人数も多く、一次産業を中心に増えていたのは知っていましたが、やはり在留期間が3年というのは短いと思っています。仕事を覚えはじめ、もう少しでステップアップできるところで帰ってしまうことになります。せっかく当社に来ていただくならこれからの人生に有効になる力を身につけていってほしいです。それを考えると特定技能の在留期間5年は必要と感じています。また、特定技能外国人の方が語学が堪能だとも感じます。語学がしっかりしていると仕事の理解も早いです。技能実習は事故や失踪の話などのニュースも見たり聞いたりすることがあります。組合さんとの付き合いでも注意しなきゃいけないことが多くあり、今後は改善されるといいなと思っております。
3)弊社から採用をした決め手を教えてください。
やはり、外国人材の紹介にたけているところです。当社は、今まで外国人を採用したことがない(今回が初めての外国人材採用)ため宿舎の用意や細かい手続き等も御社でやってくれるところが大きかったです。外国人材も今後良いことや悪いことがあると思います。その時もOURのようなしっかりとした会社がサポーターとしていれば安心して仕事ができると思います。支援体制の部分もしっかりしていて安心ですし、いつもスピーディーに対応していただき非常に助かっています。
4)外国人材の初めての受け入れにあたり不安はありましたか?
直接工場で一緒に仕事をする方々に対して、しっかりと教育ができるか、コミュニケーションがとれるかどうかの心配や日本人同士のなかのいざこざ等に外国人材が巻き込まれないか等を心配していました。現場の話を聞くとコミュニケーションもしっかりとれていて評価も高く、安心しています。
5)外国人材(ココナインさんと今後の入社予定者)に期待していることは何ですか?
日本に残った時に次のステップアップとして有用に使えるスキルや知識を身につける意識で仕事をしてほしいです。「この仕事がしたい」などの意志があれば、極力尊重して環境を整備していきたいと考えています。また、外国人材をただの労働力として雇う考え方は、好きじゃありません。外国人材は、母国とは環境が違う日本に来て、仕事をしています。その環境が違う部分を補うようなメリットを外国人材にはつけてあげたいと考えています。そうすることで日本人と同じ土俵の上で仕事をして吸収していってもらいたいし、知識をつけていってほしいです。
6)今後の採用予定を教えてください。
企業が統廃合を繰り返し規模が小さくなっていった時期もあったが、今後はどんどん拡大していこうと考えております。当社の拡大、販売を支えるのは「製造」です。その製造を拡大していかないと会社の成長にはつながりません。なので今後製造の人員が増えることはあっても減ることはありません。人手は絶対に必要です。しかし、若い中堅の雇用は厳しく採用募集しても反応がないことがわかります。そのため外国人材の若い力が必要で、勤労意欲があり将来自分が成長していきたい希望がある良い人材がいれば今後も受け入れていきたいと考えています。