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事例紹介
CASE STUDIES
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株式会社沖縄イエローハット 那覇安謝店
株式会社沖縄イエローハットは、イエローハットグループの会社です。当グループでは、お客さまのカーライフにおける全てのサポートをお任せいただけるよう、ニーズにあわせた店舗業態の展開と豊富な品揃えや、最新鋭の機器と安心の技術で応えるピット作業を実践することで、ご来店いただいたお客さまに信頼と安心をご提供できる店舗づくりを目指しています。
沖縄イエローハット様では、2024年1月時点で当社から4名の特定技能人材をご採用いただいています。(那覇安謝店:2名、北谷桑江店:2名)
那覇安謝店 ピット責任者 高安様
左:ロンさん、右:ギヤンさん(仮名)
1)入社に至るまでの流れ、これまでの経験について教えてください。
ギヤンさん:もともと技能実習生として群馬県で働いていました。フィリピンに帰った後、やっぱり日本の会社で働きたいと思い、今回また日本に来ることができました。
ロンさん:私も3年間、技能実習生として日本で働き、フィリピンに帰ってから約2年自動車の販売員として働いていました。その後、自動車に興味があったのでOURフィリピンアカデミーで勉強して、いま日本で働いています。入国するまでの間は「もっと勉強したい」と思い、フィリピンで約4か月間、N5レベルの日本語の先生をやっていました。
2)日本での生活で大変なことはありますか。
ギヤンさん、ロンさん:いま困っていることはないですが、フィリピンにいる家族に会いたい気持ちはあります。時間があれば毎日家族に電話しています。
3)日本語でのコミュニケーションは難しいですか。
ロンさん:日本語は難しいけど、職場の指示は分かるので大丈夫です。言葉が分からないときは、間違えないように同僚に確認しています。簡単な日本語を書く機会もありますが、普段の仕事の中では「話す」ことが一番多いです。
4)今後の目標を教えてください。
ロンさん:目標はいっぱいありますが、まずはこの会社にいい影響を与える従業員になりたいと思っています。また、いつか家族にいい未来をあげたいと思っています。
ギヤンさん:私の目標は日本語と整備のスキルを上げることです。将来は自分でビジネスを始めたいと思いますが、今は日本で仕事を頑張りたいです。
※本インタビューは2023年12月に実施いたしました。
1)貴店での外国人材のご採用経験について教えてください。
一度、技能実習のベトナム人材を2名受入れて、今回フィリピンから2名を受入れたので、計4名の実績です。もともと当店が人数的にも常時従業員の募集しているような状況ですので、人材確保のため外国人材の採用を始めました。
2)ご採用いただいたラニさん、ギヤンさんの印象はいかがでしょうか。
技能実習生の時もそうだったんですが、国を離れて、ということで責任感もあり真面目です。なかなか仕事に慣れるまでは大変だと思いますが、コミュニケーションはしっかりとれるので、もっともっと成長してもらえればなと思っています。
~日本語でのコミュニケーションについて~
細かいところではつまずくこともありますが、特に困るような場面があったというのは他の従業員からも聞いたことがないので、「すごく勉強してきたんだな」とありがたく思っています。技能実習生の時は日本語で困る場面がありましたが、今回の2名は日本語だけで成り立っています。
3)現在(入社3カ月)の業務内容を教えてください。
タイヤ交換、オイル交換などが主な作業です。それより難しい車検整備などもありますが、まずは一日の中で一番多い基本の作業をやってもらっています。メカニックに強い、整備も万全というわけではないですが、教えたことをすぐに覚えて、仕事の好き嫌いもなくやってもらっています。上手に習得していっていると思います。
最初の頃は、先輩がやり方を見せながらという形で、担当を決めていたわけでなく全員で2名を見ていたんですが、今は最後の確認程度で、基本的には自分で最初から最後まで完了して報告してもらう流れになっています。
4)海外のお客様と英語で話す機会もあるのでしょうか。
そうですね。少し前もアメリカのお客様が来店されたときに、英語が上手なロンさんに通訳みたいな形で立ってもらい、お客様にも喜んでもらえたことがありました。そういう場合ではいろいろ助けてもらっています。
5)受入れ前に抱いていた不安はございますか。
前回の技能実習生の受入れ経験もあり、特に不安はなかったです。前回は外国人用に言葉の表を作る等、受入れる前にいろいろ準備をしたんですが、実際に来てもらったあと、その表を活用する機会があまりなかったこともあり、今回は特にそうした準備はなかったんですが、日本語でコミュニケーションがとれているので、最初に思い描いていた通りにストレスなく、スムーズに溶け込んでいます。作業の合間に時間があるときは、他の従業員とも冗談を言い合いながら楽しく過ごせていると思います。
6)2名と接する際に気を付けていることはございますか。
信仰を持っているようですので、なるべく失礼がないように言葉に気をつけたり、知識をつけていきたいと話しています。そういったことに私たちは疎いので、気付かないところで彼らを傷つけることがないようにだけ気を付けています。
7)外国人材の入社が与えたいい影響はございますか。
2名に作業を任せることで、これまでその作業を担当していた人がお客様対応に充てる時間を作ることができて、接客面が向上したメンバーもいます。外国人材が来てくれたおかげで他の従業員の力を伸ばせる時間を作ることができたのが、一番大きな影響だと思います。
8)今後ラニさん、ギヤンさんに期待していることはありますか。
今は簡単な作業がメインですが、時間がかかったとしても、技術を身につけてどんどん難しい整備も覚えてほしいと思います。前回のベトナム人技能実習生との比較が多くなってしまいますが、作業の幅を広げていく順番や時期も今のところ同じようにしていこうと思っています。