皆さん、こんにちは!
今回はOUR教育拠点の4ヵ国(ミャンマー、フィリピン、ベトナム、カンボジア)合同で実施した「世界おゆっこ*トークセッション」についてご紹介いたします。
*おゆっことは、OUR現地学生のことです。
当社では、来日後の日本文化への適応と就業先への定着に向け、来日前教育の一つに「異文化レジリエンス教育」を実施しております。本教育は、様々な困難に直面した際に落ち込んだ状態から立ち直るための柔軟な考え方を養う取り組みであり、労働者のメンタルヘルス対策として関心が高まっています(本教育に関する詳しい内容はこちら)。
今回はその一環として「困難を乗り越えた経験」をテーマに、各国の代表学生によるスピーチの発表と意見交換の場を設けることで、互いの経験・意見を自身の成長の糧とし、全体的なレジリエンス力の底上げを図る機会といたしました。
当日は異文化レジリエンス教育受講生・終了生など約200名が参加しました。オンラインでの実施の中でも、ハキハキと受け答えを行う姿や、拍手やリアクションなどのツールを通して積極的に参加する様子が見られました。
学生スピーチのご紹介
《チェリーさん(ミャンマー)》
・困難について
国内の政治問題やコロナの影響で、現在もミャンマーでは特定技能試験が実施されていない状況にあり、本当に日本へ行って介護の仕事に就くことができるのか心配で、落ち込んでいた時期がありました。
・どのように乗り越えたのか
自身で選んだ道なので、簡単に諦めずに最後まで頑張ろうと考え、歩み続けました。日本への入国が叶わないことをマイナスに考えず、むしろしっかりと勉強する時間や準備する時間が作れると前向きに捉え、授業にもこれまで以上に積極的に参加するようになりました。この経験を通し、どんなに困難なことなことがあっても、自身が決めたことは最後まで諦めないことが成功につながると学びました。
他4名のスピーチからも、自身の夢に対する前向きな想いが語られ、今後のOURアカデミーでの学び、そして来日後の就業先での活躍を、夢の実現に活かしていきたいという決意が感じられました。今回参加した学生からも、「この会を通して多くの友人と知り合い、多くの人生経験を分かち合うことができて、とても感謝しています。スピーチから学んだことを活かしこれからも頑張りたいと思います」 との声がありました。
尚、学生たちの不安解消に向けた当社の取り組みとして、
また、今回のような各国学生同士の交流の機会を積極的に設け、さらなる飛躍につなげていくことが我々スタッフの責務であると感じています。当社では引き続き、学生たちの夢の実現のため、入職後の活躍に向けた取り組みに一層尽力してまいります!
※お問い合わせはこちら
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